月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

ノートを手帳化させることのデメリット

何だかネガティブなタイトルになってしまったが赦していただきたい。

そろそろ来年の手帳を考え始める季節になってきた。(え、まだ早い?)どんな手帳を使うか悩むこの時期が結構楽しかったりするのだが続かずに途中で挫折してしまう…というパターンもある。
そんな中でバレットジャーナルをはじめ普通のノートを手帳として使うというやり方もある。なるほど、自分に合う手帳が無ければノートをカスタマイズして手帳として使えばいいという発想だ。しかし以前バレットジャーナルもどきをやっていた自分としてはノートを手帳として使うことに関してはメリットばかりでもない。(あくまで私個人の感想です)

①カスタマイズがめんどくさい

当たり前の話だが普通のノートにはマンスリーもウィークリーもついていない。つまりフォーマットを自作するなり市販のカレンダーシールを貼るなりして自分でカスタマイズをしなければならないのである。たしかに市販の手帳と違ってフォーマットが決められているわけではないのでカスタマイズは自由だし何なら途中でフォーマットを変更するのも自由である。だがこういうものはめんどくさがり屋だったり時間がなく毎日忙しい日々を送っていて手帳を触る暇すらない人にはおそらく向かない。ならば最初から出来上がっているものを使ったほうがはるかに時短になるし楽なのである。

②いつノートを使い切るかが読めない
システム手帳はともかくとして綴じ手帳の場合、だいたい1年で一冊を使い切るようになっている。ノートを手帳として使う場合も厚手のノートを1年かけて使う計算をしている人も多いだろう。しかし最初のころは自分がどんなペースでどれだけの分量を書くかはわからない。ノートの消費ペースが思ったより早くなることもある。私はこれまで何冊もノートを使ってきたが例えばキリよく次の月に新しいノートの切り替える…なんてことは稀にはあるがほとんどなかった。だいたい週の真ん中とかすごくきりが悪いときにノートを使い終える。なので例えば1年で1冊使い切りたい場合、常に残りのページ数と相談しながら書く分量や内容を決める必要がある。つまり自由に使うつもりが逆に不自由な使い方になってしまうこともあるのだ。

ということで「ノートを手帳として使う」ことのデメリットを上げてみたが…あれ、少ないな?!ということは「ノートの手帳化」はデメリットが少なくメリットの方が多いということか。私も続かなかったとはいえバレットジャーナルのお世話にはなったし…

ただ一つ言えることは「完璧な手帳術もノート術も存在しない」ということだろう。メリットがあれば当然デメリットもある。巷の手帳術やノート術を参考にしつつもそれに縛られずに自分なりの手帳やノートの使い方を見つけるのがいちばんいいだろう(強引な締め)。