月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

バレットジャーナル2冊使い

11月に入ってそろそろ来年の手帳を決める時期になってきた。文房店や書店に行くたびに「この手帳いいなあ」「このノート使ってみようかなあ)と思いながら手に取り、ペラペラめくって使い方をあれこれ考えて「やっぱりやめよう」と戻したりしている。魅力的な手帳は何冊もあれどあれこれ手帳を増やしても使い切れない。かといって自分の場合は1冊だけでは足りなかったりする。何故なら手帳に書くことはスケジュールやタスクのみではなくなってきているからだ。

さて、8月ぐらいからモレスキンで仕事用のバレットジャーナルを再開させたのだが、先月あたりからそこにもう1冊加わることになった。それがロルバーンダイアリーのMサイズである。つまりバレットジャーナルはこの2冊の手帳(ノート)を並行して使っていこうというのが私の計画だ。

2冊の使い分けについては今のところこうなっている。

モレスキンラージ→フューチャーログ、マンスリーログ、ウィークリーログ、コレクションページ、まとめノート
・ロルバーンダイアリーM→デイリーログ

つまり基本はモレスキンでデイリーログ『だけ』を別のノートで運用していくという使い方だ。
その理由について説明する前に、モレスキンに追加した『ウィークリーログ』について書いていく。

ウィークリーログにはその週にやる(日付が決まっていない)タスク、今すぐにやらないけど2、3日後にやらないといけないようなタスク、つまり『やる日が決まっていなかったり、当日ではなく翌日以降にやる未来のタスク』について書く。キーを使えばデイリーログで管理することもできるのだが、自分の場合、そのタスクが気になって今やらなければいけない、やり忘れてはいけないタスクに集中できなくなってしまうのだ。バレットジャーナルを開発したライダー・キャロル氏は発達障害を持っているのだが、自分も昔からどうもその傾向がある。忘れやすかったりすぐ気が散ったりいろんなことを先延ばしにしたがる(ちゃんとした検査はしたことが無いので『自称』になってしまうのだが…)。だからあらゆることにログを取らないと「あれこれ何だっけ?」となってしまうのだ。…本当に一回頭の中を調べてもらったほうがいいかもしれない。

話がそれた。

マンスリーログやウィークリーログに書き込んだタスクや予定を見て、当日になったらデイリーログに転記していくのだ。転記するのが聊か手間だが、こうすることでタスクのやり忘れや抜け漏れの防止にもつながる。
ではなぜデイリーログをわざわざ別のノートで管理するのか。その理由は『今やらなければならないタスク』に集中するためである。
先にも書いたが私は『今やるべきダスク』以外のことが書かれていると、それに気が散ってしまって集中できなくなる。だからこそノートを分けることで『それ以外の情報』が目に入ってこないようにする。
だったら同じノートでやればいいじゃないか思われるかもしれないが、モレスキンでやるには難点が2つある。

まずノートを広げた時の大きさの問題だ。モレスキンのラージサイズはA5サイズより少し縦の幅が短い程度の大きさである。時々開いて中のページを見るぐらいならいいのだが、常に開いておいておくとなると作業スペースが少なくなってしまう。
そしてモレスキンは綴じノートである。つまり開いておくと常に見開きの状態で置いておくことになる。そうなると過去のデイリーログが目に入ってしまう。これは書く分量にもよるが、これも気を散らせる材料となってしまうのだ。そんなことで?と思われるかもしれないが、私にとってはそうなのである。

そこで私がデイリーログとして使うのがロルバーンダイアリーのMサイズだ。

まずこのサイズがデイリーログを書くのにちょうどいいサイズである。ロルバーンダイアリーはカレンダー付ノートみたいなものなので、ノートページが普通のロルバーンより多い。このノートページに1日1ページないし2ページをデイリーログとして運用する。
そして最大のメリットがロルバーンダイアリーがリング式であるということだ。つまりノートを折り返して使いことができる。こうすることで過去のデイリーログも視界に入ってこなくなり、現在やるべきタスクに集中できるのだ。ロルバーンのMサイズはA6サイズ、つまり文庫本サイズよりも少しだけ縦が短い。モレスキンラージよりもコンパクトで、場所を取らない。だから机の上に折り返してずっと置いておきながら作業ができるのだ。ということは新たなタスクが発生した時はノートにすぐに書き込めたりもする。リングノートの強みはここにもある。

ちなみに何故普通のロルバーンではなくダイアリーを使うのかと言えば、カレンダーが付いているのと、リングが普通のロルバーンより大きめだからリングにさせるペンの選択肢が少し広がること、そして普通のMサイズよりも僅かにメモページが多いことだ。(Mサイズ→120ページ ダイアリーMサイズ→125ページ)マンスリーログを書くのにはロルバーンのマンスリーページだと手狭になるので、ほぼほぼカレンダー代わりとなっている。

ということでバレットジャーナル2冊使い、今のところいい感じに進んでいるがこれからどうなるかわからない。もしかしたら失敗しているかもしれない(汗)だが自分なりの手帳の使い方を模索するのも、なかなかどうして楽しかったりするのである。