月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

2022年の手帳事情(持ち歩き手帳どうするか問題)

前回の記事でトラベラーズノートパスポートサイズ(以下TNP)が気に行って「これを持ち歩き手帳として使っていく」と書いた。

しかしいくつか問題が発生した。

①突然の入院

実は8月の頭に交通事故に遭い、リハビリ込みで2カ月ほど入院生活を余儀なくされていた。
そのため、TNPの役割も大きく変わった。
何かというと「日記」である。
入院生活においてタスク管理などほぼしなかったので、ウィークリーリフィルに書き込む内容は入院生活の日記となった。
書き込む量自体はさほど多くないが、簡潔に何があったのか、それに対してどう思ったのかを書くだけで充分だった。おかげでちょっとした入院記録にもなり「このころからもう車椅子乗ってたのか」「このころから松葉杖に変わったんだな」などと振り返ることもできたし、入院生活やリハビリの励みになった。記録をつけることはやはり大事なのだとつくづく思った。

②マンスリーがないと不便

前回の記事でも触れたがTNPのリフィルに入れているのは
・方眼ノート
・見開き一週間のダイアリー
・ジッパーケース
・クラフトファイル
の4種類である。
マンスリーを入れていないのはウィークリーのみでも予定管理ができると踏んだからなのだが、一つ盲点があった。

それは「月単位で予定を見わたせないこと」である。

見開き一週間なので、手帳を広げると見渡せる範囲は当然一週間分のみになる。つまり集をまたいだ予定を見るのはページをまたがなければ不可能なのだ。一方月間のページがあれば「あと〇週間後」あるいは「〇カ月後」と先の予定やスケジュールが見とおしやすくなるし、過去を振り返る時もやりやすい。こればウィークリータイプものだと何ページもめくらないといけなくなる。

じゃあマンスリーリフィルを入れればいいじゃないか、と思われるかもしれないが、そうなるとリフィルは3冊になる。3冊挟めることは挟めるのだが、分厚くなるし、公式の挟み方だと真ん中が飛び出てよろしくない。かといって3冊挟めるように真ん中のゴムを増やすなどするカスタマイズも手間だ(トラベラーズノート好きの人ごめんなさい)

というわけで最初からマンスリーがついているほぼ日手帳オリジナルに再度白羽の矢が立った。TNPに比べたら大きく嵩張るのだが、厚めの文庫本を持ち歩いていると思えば苦ではない。

③時間目盛りはなんだかんだ便利だった

①でも書いたようにTNPが日記になったので、ほぼ日手帳が再度予定管理タスク管理をする手帳として役割が復帰した。
マンスリーだけではなく、デイリーページにある時間目盛りもその復帰理由となった。
入院生活においてタスク管理は必要ないと言ったが代わりに必要になったものがタイムスケジュールだった

例えばリハビリの時間はリハビリの先生が紙に予定を書いて渡してくれる。それに合わせて入浴の時間などを組まなければならなかった。そういう時にデイリーページの時間目盛りはかなり便利だった。何時から何時までが空いている、空き時間が可視化できるのだ。もっともそれ自体はスマホでもできるし最初はそれでやろうとしたのだが入力が正直面倒だった。手書きの方がさっとかけて楽だった。

では持ち歩き手帳はどうするか?

そんなわけでほぼ日手帳が再度持ち歩き手帳に浮上してきたのだが、かといってせっかく買ったTNPを家に置いておくだけにするのも何だかもったいなかった。クラフトファイルやジッパーケース、ノートリフィルといったものもせっかくなら活用したかったのだが、家置きの日記として使う場合はウィークリーのみで充分となる。そういうわけで出した結論は…

シチュエーションに応じで持ち歩く手帳を変えればいいんじゃね?

どういうことかというと、
鞄に入れて持ち歩く時=ほぼ日手帳
ポケットに入れて持ち歩く時=TNP

ほぼ日手帳のオリジナルサイズは文庫本と同じ大きさなのだが、厚みがあり、更にカバーもつけるとなると上着のポケットには入らない。
逆にTNPはその名の通りパスポートと同じ大きさなので上着のポケットに入る。つまり鞄を持たずに近所を散歩したりちょっとコンビニに行く程度なら持ち歩きがしやすいのだ。
またジッパーケースをセットでつけている為、ちょっとしたお金を入れて財布代わりとして活用しやすい。コンビニに行く程度ならちゃんとした財布を持ち歩く必要もない。またジッパーケースはカード入れとしても活用できるため、使ってないポイントカードを入れるにも便利であるし、クラフトファイルは購入した切手や振り込みの領収書も挟める。

というわけで持ち歩き手帳に関してはメインはほぼ日手帳オリジナル、サブでTNPを使うという結論に落ち着いた。この形で運用してみてもしこれでうまくいきそうだったら来年もこれで継続していきたいと思う。