月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バレットジャーナル2冊使い

11月に入ってそろそろ来年の手帳を決める時期になってきた。文房店や書店に行くたびに「この手帳いいなあ」「このノート使ってみようかなあ)と思いながら手に取り、ペラペラめくって使い方をあれこれ考えて「やっぱりやめよう」と戻したりしている。魅力的…

泥努と巨大な『絵』

『双亡亭』の主、坂巻泥努には90年描き続けていた『絵』があった。その『絵』は泥努のアトリエにあり、巨大なカンヴァスに描かれたものであった。未完成のうちは何が描いてあるのか判らない絵であった。しかしそれはただの『絵』ではなく『侵略者』が地球に…

昭和7年の双亡亭(※最終巻ネタバレあり)

坂巻泥努は双亡亭とともに消滅した。しかし別次元では幼い坂巻由太郎は凧葉によって救われた。 文句がつけどころのなくきれいに終わっているのだが、だからこそ一つ疑問点というか気になるところがある。 それは「残花少尉と帰黒が帰った時代の双亡亭はどう…

新たに『双亡亭』考察を始めてみる

以前の記事で「双亡亭壊すべし」にハマっているということをちらっと書いたが、作品が完結したこともあり、読み返すたびに自分の中で語りたいことや考察したいことがどんどん出てきたのでちょこちょこと語っていこうかと思う。 とはいえこのブログでは作品全…