月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

2022-01-01から1年間の記事一覧

ブルー、お休みになる

前回の記事でトラベラーズノートパスポートサイズ(以下トラベラーズノート)のブルーを購入したという記事を書いた。 しかしそのブルーが買って1か月も経たないうちにお休みになってしまうという事態が発生した。 一体何が起こったというのか―― 1,メモリフ…

TNPもう一冊増える

さて、前回の記事で来年の手帳について書いたのだが、実を言うとその後もう一冊手帳が増えた。それがこれである。 増えました そう、トラベラーズノートパスポートサイズ(以下TNP)がもう1冊増えたのである。左側が元々持っていたブラウン、右が新たに仲間…

2023年手帳会議(多分決定)

今年もあと1か月で終るということで今回の記事は来年の手帳・ノートはこれだ!と手帳会議を開きたいと思う。今のところ来年使う手帳・ノートは以下の4冊である MDノートA5サイズ方眼 トラベラーズノートパスポートサイズ ロルバーンダイアリーMサイズ N…

2022年の手帳事情(持ち歩き手帳どうするか問題)

前回の記事でトラベラーズノートパスポートサイズ(以下TNP)が気に行って「これを持ち歩き手帳として使っていく」と書いた。 しかしいくつか問題が発生した。 ①突然の入院 実は8月の頭に交通事故に遭い、リハビリ込みで2カ月ほど入院生活を余儀なくされ…

トラベラーズノートが滅茶苦茶気に行った件

ここ2か月ぐらい全くブログを更新していなかったのでそろそろやっていきたいと思う。基本的に私のブログは何もレイアウトを考えずに思いついたことをダラダラとくっちゃべっているだけなのでもう少し画像を加えたりリンクを貼ったりを改良を加えたい。 とい…

『ツイッターノート』という使い方

100記事目の記事であるが、今回もノートのことになる。 以前私は「モーニングページを始めてみたけど結局やめた」という記事を書いた。今もモーニングページは書いていない。やはり早起きはきつかった。 しかし頭や心のモヤモヤ、独り言みたいなことを気軽に…

ノートを最後まで使い切る方法5選

本日2本目の記事。これが99記事なのであと1回更新すれば100記事になる。100回目の記事は何にするかは今から考え中である。どうしようかな。 さて、前回「ノートを使い切れない理由」という記事を書いたのだが、なんか思いのほか長くなってしまったので「じゃ…

ノートを使い切れない理由5選

私は現在「なんでもノート」としてMDノートのA5サイズ(方眼)を使っている。この「なんでもノート」は5年ほど前から書き始め、1冊のノートに本当に何でも書いた。資格勉強にも使ったし、バレットジャーナルとして運用したりもした。使うノートも今でこそ…

泥努と残花少尉の関係を考察する理由

私の考察は基本的に「狭い」。作品全体の考察とか作者が語りたいテーマとかそういう考察はあまりしていない。読書感想も「自分が気になったところ」をピックアップして書いていることが多い。何度も読み返しながらその「狭い」範囲を中心にして「あのキャラ…

残花少尉の肖像画考

「双亡亭」の主である坂巻泥努は、『侵略者』である黒い水を絵の具として使い、絵を描き続けていた。彼が描いた『絵』は『侵略者』の母星を繋ぐ門であると同時に、その絵を見た人間を中に引き込んで、彼らが身体を乗っ取るための『更衣室』でもあった。『侵…

モーニングページっぽいものを約2か月続けて、やめた

今年の3月からモーニングページ的なを取り入れて実践してみた。やり方に関しての詳しいことの説明は省くが、要は毎朝起床時にノートに3ページ、思い浮かんだことを書くというものである。頭に浮かんだことを書きだすというのはいやゆる「ジャーナリング」と…

分冊のススメ

以前から私は「ノートや手帳を一元化したい」という気持ちがあった。 全部一冊で管理すればそのノートないし手帳を持っていくだけいいし、その分手持ちの手帳やノートを減らせるからだ。あとはバレットジャーナルの本や「情報は一冊のノートにまとめなさい」…

私的手帳の年間ページの使い方

今回も手帳の話である。 双亡亭考察もあるのだけれどいかんせん私の妄想や推測の域を出ないものばかりなのでこのブログで書いていいものか悩む。というか作者はもう新しい作品の連載を始めているので、連載が終わった作品のことを言い続けていいものか迷う。…

字幅にこだわる

突然だが私はこれまでノートや手帳について語ってきたのだが、同じぐらい好きなのがペンである。シャーペンも万年筆も好きだし、ゲルインクや水性ボールペンも好きである。ただし油性ボールペンはそんなに好きではない。 そして断然細字派である。太字はイン…

変えるのは手帳に非ず…かも

もうすぐ4月である。今は4月はじまりの手帳が売り場に並んでいる。私もつい買いたくなってしまうがここは我慢している。 さて、1月から使い始めた(或いは早い人は昨年の10月から使っているかもしれない)手帳は今のところは順調に進んでいる。日記とかはさ…

手帳が書けなくなってしまうとき

わりと手帳を書かなくなる理由の一つとして「忙しく手帳を書いている時間がない」というのがある。例えば仕事に追われている時はまず目の前の仕事を片づけることに精一杯になる。そうなるとペンを持って手帳を開いて何かを書き込む時間がもったいなく感じる…

2022年の手帳事情

しばらく双亡亭というか特定キャラの関係性について考察してきたのだが、もう3月になってしまったので手帳とノートについて書いてみたいと思う。 私が2022年に使う手帳やノートは以下の布陣になった 仕事用・ロルバーンダイアリーMサイズ→バレットジャーナル…

八巻表紙のあれこれ

『双亡亭壊すべし』の単行本には毎回坂巻泥努が書いた「壊すべきはなんぞ」の詩が書かれている。詩の内容は表紙を飾った登場人物のことだったり各巻の内容だったりといろいろと意味を考察してみたくなる。今回取り上げる八巻の表紙に描かれている人物は残花…

泥努の執着と束縛

当ブログで昨年の暮れぐらいから「双亡亭壊すべし」というか坂巻泥努と黄ノ下残花の関係に対する考察をしてきたのだが、正直この考察の8割ぐらいは私の妄想なので、ちゃんとしたした作品考察…ではない。正直妄想もかなり入っているので公式側から出された答…

九相図と龍宮城

※短いですがちょっと妄想が強いので畳みます

残花少尉のトラウマと泥努の「期待」

「双亡亭壊すべし」の最大の敵である「侵略者」は主である坂巻泥努が描いた肖像画の中にその人物を引き入れ、過去のトラウマをもとに心を破壊し、その身体を乗っ取っている。泥努曰くこれらは「あいつが勝手にやったこと」らしく、こうした侵入者の排除には…

『醜い』泥努と『龍宮城』

最終決戦にて泥努が自分を醜い、大嫌いだと思っているとタコハは看破した。彼が双亡亭に閉じこもったのは大嫌いな自分を他者から隠すためであると。そうなると何故泥努があのようないかにも売れなさそうな絵しか描かなくなったのかが見えてくる。最初は詠座…

双亡亭がない世界と幼馴染二人の関係について

最終回で凧葉と青一は大正6年の世界へと向かった。凧葉は13歳の由太郎と二か月間絵を描き続けた。その結果由太郎は泥努にはならず、双亡亭は作られない未来ができた。本編世界の泥努は消滅したが別世界の由太郎は救われた。落としどころとしてはうまいとは思…

坂巻しのぶの子供考と泥努の幸せな時代

当ブログの双亡亭考察は主に双亡亭の主坂巻泥努と彼の幼馴染黄ノ下残花の関係についてなのだが、それにあたってwikipedia先生にもかなりお世話になっている。 例えば学校制度も現代と昔ではずいぶんと違っている。1904年生まれの由太郎と残花の時代では、尋…

凧葉真琴と坂巻泥努

『双亡亭壊すべし』における最大の伏線回収はおそらく黒子衣装に身を包む少女、帰黒の正体に関することだろう。詳しいことは本編を参照にしてもらいたいのだが、青一の『キョウダイ』である『マコト』の容姿が泥努そっくりだったこともあり、マコト=泥努で…

泥努と『時の廊下』

以前「泥努が本当に待っていたのは凧葉ではないのか?残花少尉との幼馴染関係はいらなかったのでは?」という記事を書いたのだが、そうなると昭和7年、泥努が残花少尉と再会し、絵に引き込んだときの『笑顔』の理由が説明つかなくなる。某所ではペンネームを…

ブログを書く理由について語ってみた

今回ははてなスターが100超えた記念(?)ということで、考察とか手帳関係の話ではなく、自分が何故このブログを書いているのかということをちょっと頭の整理がてら書いていこうと思う。 私がこのブログを開設したのは2020年の3月。それまではnoteで『カラマ…

泥努が待っていたのは凧葉だったのではないか?という説

※今回はあくまでも「こういう解釈もできるのではないか?」という説であり「これが正しい解釈だ」というつもりはありません。 当ブログでは去年の暮から『双亡亭壊すべし』の考察を始めてきたのだが、実を言うと私自身が残花少尉推しということもあり、また…

『絵』からの脱出方法

新年あけましておめでとうございます。今年も色々と好き勝手書きなぐっていきたいと思います。 ということで新年早々双亡亭考察という名の妄想をしていくことにする。 『双亡亭壊すべし』ではラスボスの坂巻泥努は双亡亭に侵入してきた人たちの肖像画を描い…