月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

私的TNPとTNRの使い分け

8月はコロナになったり仕事が突然減ったりと割と散々な月になっている。そしてしばらくの間手帳を全く使うことができずにいた。メンタル不調が体調不良が重なると手帳やノートを書くことができなくなるらしい。
じゃあ休めばいいじゃないかとしばらく手帳を使わずにいたのだが、これが大変で生活や仕事が回らなくなった。タスクの抜け漏れ、予定確認漏れ、頭の中はぐちゃぐちゃ…自分には手帳やノートは必要であり書けなくなると死活問題になることがよくわかった。スマホが使える環境ならいいが仕事中とか使えないし…。

さて、今日のテーマはタイトルにあるように2冊のトラベラーズノートの使い分けについてである。パスポートサイズ(以下TNP)はブルーを使うと前回のブログでも書いたのだが、結局使い慣れて手になじんでいるブラウンに戻すことになった。レギュラーサイズ(以下TNR)はもう一冊増やそうかとも思ったが使いこなせる気がしなかった為キャメル1冊のままある。

で、この2冊をどう使い分けているかという話なのだが、

  1. 書く内容
  2. シチュエーション

この2つの要素によって使い分けている。

①TNPの場合

まずTNPの場合については

  1. スケジュール、毎日のタスク、なんでも思いついたことメモ(短め)
  2. 屋外、電車の中、机がないところ

である。TNPはサイズが小さいため、スマホのように肌身離さず持ち歩く手帳として優れている。ジッパーケースやクラフトファイルもつければカードやお金も入れておける。
小さい手帳の利点はもう一つある。それは机が無くても書けるという点だ。だから電車内や散歩の途中、或いは出先で何かメモしたいことがあった時に鞄あるいはポケットからさっと取り出してササっとメモをしやすい。逆に大きめの手帳やノートだと卓上以外で書く場合は書く時に安定しないし書きにくい。屋外で使う場合はTNPに軍配が上がる。
そしてスケジュールやタスクというのは頻繁に見返す必要があり、すぐに書きこまなけらば忘れてしまう。記入の「迅速さ」が求められるものは小さい手帳が優れており、スマホと同じように常に携帯できる為ヌケモレを減らすことも可能だ。(どこかに置き忘れてしまうデメリットもあるが)

②TNRの場合

次にTNRの場合である。

  1. 思考掃き出し、行動ログ、思いついたことメモ(長め)
  2. 屋内、カフェや図書館、自宅の机のあるところ

逆に「記入に迅速さが求められないもの」「じっくり書く必要があるもの」に関しては大きいノートを使ったほうがいい。TNRはA5スリムでA4サイズの三分の一の大きさである。とはいえノートとしては大きめの部類だ。
そうなると書く時のシチュエーションもTNPとは逆になる。私はカフェや屋内で机が使える場合はもっぱらTNRメインに書く。TNPはコンパクトだがその分紙面が小さいため「じっくりとたくさん書く」には向かないところがあるし大量に書くとその分ページを取られる。それにTNPに書く時は「迅速さ」や「屋外で気兼ねなく使える」ことが求められるため、そうなると一緒に使うペンが限られてくる。一方屋内で使うTNRの場合は普通に万年筆でゆっくりじっくり書ける。
ちなみにTNRも持ち歩くときは持ち歩くが、例えばカフェに行く用事がないときは持ち歩かない。荷物になるし、最悪TNP1冊で事足りるからだ。

といった具合にTNPとTNR、「どちらか一方」にまとめるのではなく「書く内容」「シチュエーション」によって2冊を使い分ける、というのがやはり私には合っていると感じる。もしも「トラベラーズノートに興味あるど、どっちにサイズがいいかわからない」という人がいたら、各内容やシチュエーションを考えて選んでみるのもいいだろう。来年の手帳はどうなるかまだ分からないが、それぞれの長所を生かしつつこれからも使い分けていきたい。