2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
最終決戦にて泥努が自分を醜い、大嫌いだと思っているとタコハは看破した。彼が双亡亭に閉じこもったのは大嫌いな自分を他者から隠すためであると。そうなると何故泥努があのようないかにも売れなさそうな絵しか描かなくなったのかが見えてくる。最初は詠座…
最終回で凧葉と青一は大正6年の世界へと向かった。凧葉は13歳の由太郎と二か月間絵を描き続けた。その結果由太郎は泥努にはならず、双亡亭は作られない未来ができた。本編世界の泥努は消滅したが別世界の由太郎は救われた。落としどころとしてはうまいとは思…
当ブログの双亡亭考察は主に双亡亭の主坂巻泥努と彼の幼馴染黄ノ下残花の関係についてなのだが、それにあたってwikipedia先生にもかなりお世話になっている。 例えば学校制度も現代と昔ではずいぶんと違っている。1904年生まれの由太郎と残花の時代では、尋…
『双亡亭壊すべし』における最大の伏線回収はおそらく黒子衣装に身を包む少女、帰黒の正体に関することだろう。詳しいことは本編を参照にしてもらいたいのだが、青一の『キョウダイ』である『マコト』の容姿が泥努そっくりだったこともあり、マコト=泥努で…
以前「泥努が本当に待っていたのは凧葉ではないのか?残花少尉との幼馴染関係はいらなかったのでは?」という記事を書いたのだが、そうなると昭和7年、泥努が残花少尉と再会し、絵に引き込んだときの『笑顔』の理由が説明つかなくなる。某所ではペンネームを…
今回ははてなスターが100超えた記念(?)ということで、考察とか手帳関係の話ではなく、自分が何故このブログを書いているのかということをちょっと頭の整理がてら書いていこうと思う。 私がこのブログを開設したのは2020年の3月。それまではnoteで『カラマ…
※今回はあくまでも「こういう解釈もできるのではないか?」という説であり「これが正しい解釈だ」というつもりはありません。 当ブログでは去年の暮から『双亡亭壊すべし』の考察を始めてきたのだが、実を言うと私自身が残花少尉推しということもあり、また…
新年あけましておめでとうございます。今年も色々と好き勝手書きなぐっていきたいと思います。 ということで新年早々双亡亭考察という名の妄想をしていくことにする。 『双亡亭壊すべし』ではラスボスの坂巻泥努は双亡亭に侵入してきた人たちの肖像画を描い…