月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

ノートを最後まで使い切る方法5選

本日2本目の記事。これが99記事なのであと1回更新すれば100記事になる。100回目の記事は何にするかは今から考え中である。どうしようかな。

さて、前回「ノートを使い切れない理由」という記事を書いたのだが、なんか思いのほか長くなってしまったので「じゃあどうすればいいのか」という解決策を新たに書くことにした。

①ノートを使い切ることを目的にしない

前回の記事で触れたことだが、ノートを使い切ることを目的化してしまうとかえってノートを使い切れなくなる。ならばノートを使い切ることを目的化させないことが大事になって来るのではないかと思う。
学生時代を思い出してみると、ノートを科目ごとに使ったり勉強のためのノートを使っていた。ノートは1年の間同じものを使っていたという人はおそらく少ないだろう。では当時、果たしてノートを使い切ることを目的としていただろうか。
答えは「NO」である。

ということは重要になってくるのは「ノートを使い切る」ことではなく「何のためにノートを使うか」「ノートに何を書くか」になってくるのではないだろか。

ノートというのは書くなり貼るなりしなければページは消費されない。何を書くかを決めなければ埋まるものも埋まらないのである。何を書くかを決めて(特定のテーマでもいいし、それこそ『思いついたことを何でも書く』でもいい)それに沿って書きとめておきたいものを書いていく。そうするとおのずとノートのページは埋まっていく。特定テーマしか書かないノートであれば消費が遅くなるが、別に1冊のノートを2年ぐらいかけて使っても構わないと思う。日記とかでも同じことが言えるが、書くことを途中でやめてもまた続きから再開すればいいだけの話なのだ(気になるならそのページを開けなくしてしまうのもあり)

②ノートを分けすぎない

前回の記事でも書いたが、「これは○○用」「これは××用」「これは…」と使い道を細かく分けていくと、管理するノートの冊数が膨大なものになり、キャパオーバーを起して使いきれないノートが山積みとなってしまう。ならば、例えば「何も書き留めるノート」みたいにある程度一冊にまとめてしまってもいいジャンルは一緒にしてしまうのも手だ。或いはジャンル別に分けるのをやめて「なんでもノート」1冊にしてしまうのも手だろう。

③ノートに書く内容を変える、書き方を変える

②と重複するが、例えば勉強用ノートとして買ったはいいものの、3日ぐらいしか続かなくて挫折したノートがあるとする。では今度はそのノートに全く別のものを書いてみたらどうだろうか。日記にする、読書ノートにする、食べたものを記録するレコーディングダイエットに使ってみる…などだ。それでまた続かなかったら、今度はまた別のことを書けばいい。或いは書くのが面倒ならばコラージュしてみたり、お菓子の包みを貼ったり本の帯を貼ってみるとかレシートをひたすら張ってみたりするのも良いだろう。後から見返すとカオスなことになるが、それはそれで味だと思う。
また、例えばリングノートの場合だとリングが左ページにあたって書きにくいということがままある。この場合、ページの片側だけ使ってしまうというのも一つの手だ。そんなの勿体ないじゃん!という人は敢えて折り曲げた状態で横向きにして使ってみるのもありだろう。そうすればリングが手に干渉することは無い。
ちなみに私は以前、綴じノートではあるがページの左側から書く、ということをやったことがある。その結果、分厚いノートが1か月足らずで消費されたこともあった。
ノートというのは使い方は自由であるし「こう使わないといけない」というものはない。自分が書きやすい形で書くことがいちばんいいのだ。

④お気に入りのペンを使う

私は昔、日記を続けられない人間だった。だいたい長くて1か月程度で飽きてしまうか面倒になってやめてしまってた。しかしそれから万年筆にハマり、それで日記を書くようになった結果、日記が何年も続くようになった。
このように、自分が気に行ったペン、好きなペンを使うことで、書くことが楽しくなりってくる。書くことが楽しいと、ノートに何か書きたくなってくる。

⑤ノートに愛着を持たせる

今はコロナ禍で外出が難しいが、ノートを持ち歩くのもノートを使い切るコツだと思う。何故なら持ちあることでノートに対して愛着がわいてくるからだ。そのうちそのノートを使い切ることが惜しくなってきたり「あーもう残りこれだけしかページがない」という状態になって来る。鞄に入らない!という人もいるかもしれないが、鞄にノートのサイズを合わせるのではなく、ノートのサイズに鞄を合わせるのだ(※鞄の方が高いだろというツッコミはなし)。というのも、経験上いくら持ち歩きに便利だったとしても自分が使いにくいと思ったらそのノートは使わなくなってしまうからだ。ならば鞄のサイズを変えたほうがいいだろう。
また、愛着と言えば表紙をカスタマイズしたり、ノートカバーをつけてみるのも手だ。以前私はキングジムのレザフェスというノートカバーにノートを挟んで使っていた。使い終えるとノートカバーからノートを抜き、新しいノートと交換して使う。これを繰り返していた。MDノートとかはシンプルな表紙だが、ノートカバーに挿すことで見た目もオシャレになる。ノートカバーに入れられない、例えばハードカバーのノートであればステッカーやシールを張ってカスタマイズしてしまうのもいいだろう。

以上、ノートを最後まで使い切る方法を5つ上げてみた。だが一番そもそも使い切れないノートが量産されてしまうのは何故なのか。
それは物欲に負けて買ってしまうからである。
ならば一番の対策は「買わない」こと、むやみに増やさないことが重要になって来る。

それができれば苦労しないのだが…。ということでこの記事を終える。