月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

バーチカル手帳と仲良くする方法

トラベラーズノートレギュラーサイズ(以下TNR)のキャメルを使い始めてかれこれ1カ月半が経った。
TNRキャメルは仕事へ行くときも休みの日に外出する時も常に持ち歩いている。既に使っているパスポートサイズ(以下TNP)ブラウンとはセットである。
前回の記事でも少し触れたが、リフィルが変わった。クラフトファイル+セクション(方眼)というシンプル構成で行くつもりだったが、先月中旬から新たに週間バーチカルを導入した。(TNRのみにあり、TNPにはない)
バーチカル手帳は縦に時間軸があり、TNRの場合は7時~23時まで書くことができる。人によっては24時間必要な人もいるが、私の場合はこのくらいで充分だった。

さて、私がバーチカル手帳に何を書いているかというと、週単位の予定とタスクである。といっても私には予定があんまりない。決まった時間に仕事に行って決まった時間に終わるという感じだ。ならばバーチカルを使う意味があまりないように思える。しかし実際に使ってみると結構使い心地がいいことに気が付いた。

①日時が決まっているスケジュールや予定を書く

これはバーチカル手帳の使い方としては当たり前なので、今更何を?と思われるかもしれない。しかしバーチカル手帳と仲良くするためにはこれを書いた方がいいのだ。
「んな予定なんてないよ!」という人は仕事のシフトを書いてみるといいだろう。シフト制ならばともかく固定されているんだから書く必要は無いだろうと思われるかもしれないが、実はそうでもない。というのも仕事をしていれば、特に会社勤めの人はその間強制的に拘束されるからである。例えば私の場合は週に5日9-17時半の間は常に拘束されている。この時間を書き込むことで「自分が1日のうちどの時間帯が空いているのか」を把握することが可能なのだし、頭で覚えていなくても手帳が覚えてくれているのだ。

②気になるイベントの時間を書く

例えば推しアイドルや気になるチャンネルのインスタやYouTubeライブ配信。見たいテレビ番組の時間、こういうのを書いておくのもありである。(もっともライブ配信は動画でアーカイブ残っていることが多いので見るだけなら必要ないかもしれないが)

③自宅を出る時間を書く

仕事、病院、習い事、旅行…ととにかく「決まった予定やスケジュール」があって外出するときは、自宅を何時何分に出るかというのをバーチカルに書いておいた方がいい。この〇時〇分に出る、というのが目安となり、外出までにどの程度時間があるか、何分までに準備をした方がいいのか、というのがおのずと導き出されるからだ。そうすれば遅刻ギリギリで家を出るなんてこともある程度防ぐことが可能になる。これを頭の中だけで考えていると「まだ大丈夫」となって結局ぎりぎりになったり遅刻したりしてしまう。

④行動ログを書く

私は予定を立てるということが苦手である。あらかじめ決まった予定でなければ例えば「○○へ行く」など当日の朝「そうだ!行こう!」と思うことが多々ある。部屋の片づけやブログの更新などもそうだ。思い立った時にやる。行き当たりばったりと言えばその通りである(開き直り)。そもそも予定に書きこんだところで先延ばしにする癖がどうにもあるし予定外のことも起きたり突然体調不良になったりもするので、立てた予定がその通りになることはあまりないのだ。
だからこそ、赤ペンで「実際にやったこと」を書いていくのである。例えば〇時から〇時までブログの執筆、〇時から〇時までカフェで手帳タイムをしていた、などである。また予定外の残業や早退の時に赤で書いておくと「この日は丸時間残業した」「この日は早く帰った」と書いておくことでちょっとした日記にもなる。

バーチカル手帳での時間管理には憧れがある。整然と書かれた手帳で時間管理をし、自身の時間を捻出する。そんな使い方にあこがれては挫折してきた。だからバーチカル手帳は自分には向いてない、と。

しかし敢えて言いたい。

あんなものは真似しなくていい。
手帳の前ではかっこつけなくていい。
かっこ悪い使い方で何が悪い。
それが自分らしい手帳の使い方だ。

などと偉そうなことを言って今日の記事を終える。