月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

最近の手帳・ノート事情

外出自粛と仕事の忙しさと連日のコロナニュースのあまり私の心はやや荒んでいたようで、どうもそれがこのブログの文章にも所々表れている。書いたときは何とも思わないが読み返してみると「何でこんな攻撃的なんだ」と頭を抱えたくなることもしばしばある。とはいえ一応消さずにとっておくことにする。

ということで、今回は私の手帳とノート事情について語っていきたい。

2020年初めの手帳とノートはこんな感じのラインナップでいく予定だった。

・A5サイズのノート→バレットジャーナル兼なんでもノート
ほぼ日手帳オリジナル→ライフログ兼プライベート用手帳
・ロルバーンダイアリーL→日々の日記
ほぼ日手帳weeks→仕事用手帳
・MDノート新書サイズ→仕事用バレットジャーナルノー

しかし現状、まともに機能しているのは

・A5サイズのノート(今はロイヒトトゥルム)
・ロルバーンダイアリーL
・ほぼ日weeks

の三種類のみのだ。つまり2冊は挫折というか書かなくなってしまったのである。

ほぼ日手帳オリジナルについては最初の三か月ぐらいはまともに記録をつけていた。しかし忙しさと従来のずぼらさのせいで、4月に入ってからは全く書かなくなってしまったのである。どうも私にとっては3か月という期間はかなり鬼門らしい。それを紀子ることができれば続けられるか否かの分かれ目となる。ぶっちゃけライフログだから続かなかったんじゃないかという気もしないでもないが……。
MDノートの新書サイズについては、バレットジャーナルとして最初は使っていたものの、正直タスク管理に関してはほぼ日weeksで事足りることに気が付いてしまった。言ってみればルーティンをひたすらこなすだけなので、あんまり書く意味が無かったりするのだ。それにweeksは普通のタイプもメモページが豊富だ。記入スペースがたっぷりあるのでおのずとノートが必要なくなってくる。自分用マニュアル的なものは全てルーズリーフのバインダーに挟んであるし。

そういうわけで上記の二冊は続かなかった。もったいないが、これは潔く認めるほかない。とはいえ決して無駄だったわけでもない。私の手帳の使い方、傾向がある程度見えてきた。

①一度に管理できる手帳やノートの冊数
わたしはどちらかと言えば複数遣い派だ。しかし複数使いするにも限度がある。手帳やノートが多すぎると管理しきれないし「あっちにもこっちにも書かなきゃいけない」と次第に書くことが億劫になってしまうのだ。自分を管理するための手帳やノートのはずが、これでは本末転倒だ。
で、私の場合、管理できる手帳とノートは、仕事プライベート問わず3冊がMAXだということに気が付いた。つまりバレットジャーナルもどきのなんでもノート1冊、一日を振り返る日記を1冊、仕事の予定やタスク、メモを書く専用の手帳が1冊、計3冊である。これ以上になると管理しきれず、空白ページがどんどん増えて、書くことが億劫になっていく。「使っている冊数が多い」というのも「手帳が使いこなせない」理由の一つに数えてもいいのではないかと思った。(逆に何冊も使い分けている人は本当にすごいなあと思う)

②フォーマットが決められている手帳より、自由度の高いノートのほうが向いている
わたしは昨年の7月終わりから手持ちのノートでバレットジャーナルを始めた。といっても正式なものでなく、実態は「なんでもノート」である。今はフューチャーログとマンスリーログ、それにトラッカーを書いているぐらいでかろうじでバレットジャーナルらしきものを保っている。デイリーログはタスクとその日の出来事ぐらいで、あとは思いついたことを書いたり、買い物のレシートを貼ったり落書きをしたりしている。わたしにとってのバレットジャーナルとは、私自身の過去も未来も現在も「なんでも詰め込める」ノートなのだ。なぜこんなことができるのかというと、ノートは柔軟性が高いからである。
もう一つ、ロルバーンダイアリーで日記を書いているのだが、ロルバーンダイアリーは年間ページとマンスリーページはついているものの、あとはノートページがたっぷりあるという仕様になっている。私が日記を書いているのは、もっぱらこのノートページだ。今はだいたい見開きで6日分ぐらいの分量で書いているが、一日に各分量は決まっていない。何なら書かない日もある。しかし書かなくてもあまり気にはならない。ノートページならば空白ができないからだ。ちなみにマンスリーページにはその日の天気をざっくり書いているのだ、日記が掛けなかったときは天気だけでも書いている。こうすることで『空白』ができにくくなる。これだけなら10秒もかからないのでおすすめしたい。
じつは一度、見開き一週間の手帳を使って日記を書いてみることを試みたこともあった。ところが長く続くことはなかった。一日に書く分量が決まっていること、書かない日は空白ができてしまいこと、これが地味にストレスになっていたようなのだ。なので5年日記とか私には絶対無理だ。逆に日付もフョ―マットも決まっていないフリータイプの日記帳やノートの場合だと結構長く続いた。

③仕事用は週間レフトが一番向いてる
仕事用の手帳として使っているほぼ日weeksは左が一週間分のカレンダー、右がフリースペースになっているというタイプ(週間レフト)の手帳だ。自由度が割と高めのためか、このフォーマットの手帳は割と多い。実は以前の職場でも週間レフトの手帳を使っていたことがあったが、これが結構長続きしたし、便利だった。仕事の重要なタスクや予定を左ページ書き、右ページにはメモを書く。しかしそうなると仕事が休みの日だったり長期休暇があると空白ができてしまうが、これはあまり気にならない。空白=仕事が休みだったという証拠になるからだ。空いたページは何かしらのメモに使ってしまうのも手である。逆に私に会わなかったのがバーチカルの手帳だった。いや、本当に嫌いなんですバーチカル。そんなに分単位で管理する予定ないし。仕事内容に合ったものをを選ぶことの重要性を改めて感じた。

④それぞれの適正サイズ
手帳を使いこなせない理由の一つに「サイズが合っていない」というものが挙げられることが多い。これは実はノートや日記帳にも当てはまることではないかと最近思うようにあったし、それぞれ自分にとっての適正サイズというものがあるということもわかってきた。
わたしの場合は「なんでもノート」として使うノートはA5サイズ、日記はB6サイズ程度、手帳は小さくてもA6~B6サイズぐらいが適正だった。これ以上大きくても小さくても駄目なのだ。
「なんでもノート」の場合、小さいノートのほうが持ち歩きに適していると考えられるが、小さいとノートに書き留めるとき、思考にブロックががかかってしまうし、無意識に書き留める内容を取捨選択してしまっている。これでは頭の中はすっきりしないし、アイデアもわいてこない(そんなに大したものでもないんだけど)かといってこれ以上大きいと持ち運びに難儀する。程よい広さがあり、かつ持ち運べるとなるとやはりA5サイズが適正だし、ページ数もそこそこある(少なくとも160ページ以上は)厚手のものが望ましいのだ。ちなみに万年筆を使うので万年筆の筆記に適したノートであることは絶対条件である(なのでモレスキンは駄目ですね……)
日記として使っているロルバーンダイアリーはB6サイズより若干大きめ(?)程度だ。何故B6サイズが使いやすいのかは自分でもよくわからない。だが日記の場合、A5サイズやA6サイズでは駄目なのだ。
ほぼ日weeksはウォレットサイズという長財布と同じサイズなのだが、多分ページの面積にはA6サイズと同じぐらいである。過去に仕事用で使っていた手帳はB6サイズのものだった。A5サイズのほぼ日手帳カズンを使ったことがあるが、これは見事に挫折した。ノートはA5サイズが適正でも、手帳の場合はB6サイズより大きいと使いこなせないらしい。逆にA6サイズよりも小さくても駄目だった。ポケットにしまえるぐらいの小さい手帳を買って使ったこともあるが、続かなかった。携帯性にはこっちのほうが優れているにも関わらすである。理由は判らないが、記入するときに謎の圧迫感を感じるからかもしれない。

というわけで今回は「カラマーゾフの兄弟」から離れて自分の手帳やノートについて語ってみた。私は手帳ノートが好きなのだが、この時期東急ハンズとかロフトとかに行けないのが残念極まりない。特にロイヒトトゥルムなんか扱っている店舗が少なくて大きめのロフトかハンズに行くしかなかったのだが、このご時世では買いに行けないので次のノートをどうしようかと悩んでいる。ていうか建物自体が閉まっているし。今まで使ったことがなかったのだけど、ついにネット通販を利用する時が来たのか……?