月宮の日記

読んだ本の解釈とか手帳とかだらだらと自分の考えを好き勝手語っていくだけのブログ。作品のネタバレも普通にあるので注意。※2024/2/29 更新再開

2020年の手帳事情(2020.9現在)或いは現在の手帳の使い方についいて

今日は手帳の話をつらつらと。

以前(7月)の記事で、私は以下のように手帳を使っていると書いた。

・MDノートA5サイズ→バレットジャーナル兼なんでもノート
・Edit方眼ノートA5サイズ→仕事用バレットジャーナル
・ロルバーンダイアリー→日記
・マンスリーの手帳→長期的な予定管理

で、9月現在はこうなった。

・MDノートA5サイズ→ライフログノート兼ネタ帳
・Edit方眼ノートA5サイズ→仕事用バレットジャーナル
・ロルバーンダイアリー→日記
・週間レフトの手帳→予定管理(マンスリー)とタスク管理(ウィークリー)

冊数は変わってないが、私用で使っているMDノートの使い方と、手帳がマンスリー→ウィークリーに変更になった。その理由についてこれからつらつらと書いていきたい。

 

①バレットジャーナルをやめた

ライフログノートやなんでもノートも正直広義には同じじゃないかという気がしないでもないのだが、ノートでバレットジャーナルをつけるのをやめてしまったのだ。
これには理由がある。バレットジャーナルの主な使い方として、今やるべきタスクをキーで箇条書きにしていくというものなのだが、私的にはこれには問題があった。
それはやるべきタスクややりたいタスクを書きだすだけで満足してしまい、行動に移せなかった(タスクを消化できなかった)点である。
ノートというのは思考の掃き出しや整理にはとても最適な場所である。頭の中のごちゃごちゃがノートに書くことですっきりする。だが私の場合、そうして頭の中にある『やるべきこと』『やりたいこと』を『書き出すだけ』で満足してしまう傾向があった。つまり『先延ばしを防ぐ』ためのバレットジャーナルが、いつの間にか『先延ばし』の温床になってしまっていたのである。これを解決する方法としてタスクを手帳で管理することにしたのだが、これについては後述する。
ということでわたしはバレットジャーナルを実質やめてしまったのだ。(仕事用のバレットジャーナルも実はあまり機能していない)
ではノートに関してはどのような使い方に落ち着いたのかというと、ライフログノートである。
思考整理やアイデアの掃き出しのためのなんでもノートとしての役割に加え、その日の起床時間就寝時間、食べたもの、支出の内容など、生活を見直すためにノートにつけ始めた。会社の健康診断であまり良くない数値が出たため、少しでも生活習慣の改善を目指したいという思いから始めたものである。
ライフログはこれまでもほぼ日手帳などでつけていたがいずれも長続きしなかった。その原因は『一日の行動を何でも記録しようとした』から、そして『一日一ページなので毎日其れを埋めようとした』からである。だが記録をつける項目を絞り、更に手帳ではなくノートに書くことで『毎日書く』というプレッシャーから解放された。まだ始めて間もないが、上手くいったらまた年末ぐらいに経過報告したいと思う。

 

②手帳でタスク管理

手帳を使う目的は人によってさまざまだが、私にとって手帳とは『行動するためのもの』という側面が強いことに気が付く。
そのため、バレットジャーナルで行っていた日々のタスク管理を手帳で行うことにした。
使う手帳は週間レフトの手帳である。左ページにその日にやるタスクを前日の夜か当日の朝にバレットジャーナルの要領で判っている分だけ書いていくのだ。これは仕事もプライベートも敢えて分けず、仕事→黒 プライベート→ブルーブラック 需要なタスクは赤で『*』のキーを書き足しておく。やる日が決まっていないが週の間にやっておきたいタスクに関しては、右のフリーページに書いておく。そして完了したら『×』マークを付ける。ノートで行っていたバレットジャーナルを市販の手帳で行う感じである。
このやり方にしてから1か月たつが、ノートでやっていたころよりも先延ばしが減った。『めんどくさいから』『気分が載らないから』『今日は忙しかったから』といってタスク一切手を付けないということもやめて、気分が載らないときや忙しいは少し手を付けただけでOKとした。以前は手帳に書くことで『やらなきゃ』という義務感が生れてそれがプレッシャーになっていたが、逆に『やらなくていい』となったらとことんまでだらけてしまうタチなので『これに手を付ければ『×』をつけられる」というささやかな報酬のためにタスクを先延ばしせず、ちょっとだけでも手を付けるという習慣が生れた。
というわけでマンスリーだけでなくウィークリーも必要になった。寧ろ『行動を後押しする』ということに重点を置いたことにより、予定管理のマンスリーよりもタスク管理のウィークリーのほうがメインになった。マンスリーは簡単な予定や締め切りを書く分で空白が多いのだが、持ち歩きカレンダーとしての役割もあるので、あまり書き込まなくても正直問題ない。かといってマンスリーページがないと一か月を俯瞰して見られないので、たとえ大して書くことがなくてもあったほうが便利なのだ。

 

③ハビットトラッカー

ハビット(習慣)をトラッキング(追跡)するという手帳界隈でおなじみの言葉であるが、要は習慣化したい項目を表にして、出来た日は塗りつぶす、丸をつける、チェックを入れる、といったことをやるのである。ハビットトラッカー自体はバレットジャーナルを使っていた時もやっていたが、これが全然うまくいかなかった。ネットで見てみると、ハビットトラッカーは一か月単位で作っている人が多い。だが私は『一か月何で無理だからとりあえず半月単位で表を作ろう』とした。ところがこれが上手くいかなかった。習慣化したい項目を絞っても、丸が付かない日が何日も続いたのである。習慣化、大失敗である。

というわけで、私はハビットトラッカーを週間レフトの右ページに、一週間単位で作ることにした。毎週表を書くのがめんどくさいが、項目を5つぐらいに絞っているので、さほど表を書くのは苦にならない。また今使っている手帳のメモページが方眼なのも表を作るのに一役買っている。これならいちいちマスを書く必要がないからだ。
一週間単位でトラッキングする利点としては。その項目ができているかできていないのかが、週単位で振り返ることができる点である。よく化粧品や健康食品なんかで『一週間分のお試しセット』なんというものがあるが『一週間』というのは何かを『試す』のにちょうどいい期間である。一週間は7日なので、3日できていなくても4日丸があればできているとみなすことがができるだろう。できなかったとしても『何故うまくいかなかったのか』『続けられないのか』という原因を探り『うまくいくにはどうすればいいのか』『どうすれば続けられるか』という改善策を建てることができる。項目のハードルが高い(例えば腹筋苦手なのに毎日腹筋五十回やるとか無理)という項目のであれば低く設定し、新たに追加したい項目があれば追加する、といった具合にだ。そうして『〇』をつけることがちょっとしたご褒美となり『これができないと〇が付けられないぞ』と習慣化に結び付けられるのである。そうして『一週間』を何度も繰り返しているうちに『気が付いたらこんなに続いていた』となり、自己肯定感も上がっていくのである。
ここで気を付けておきたいのは『得意なことや好きなことを項目に入れない』という点である。ハビットトラッカーの項目に入れるのは、自分が不得意なこと、苦手なことに絞る。例えば私なら『読書』や『ブログの更新』はハビットトラッカーの項目に入れず、手帳にデイリータスクとして、或いはウィークリータスクとして書き込む。逆に『SNSを見ない』『カフェに行かない』『スクワットをやる』といった『やめたいけどなかなかやめられない行動』や『やるのが億劫だけと今の自分には必要な行動』に関してはたとえ長く続いていても細々と続ける必要があるため、項目に入れる。これを逆にしてしまうと『小さなご褒美』よりも『義務感』が勝ってかえって辛くなる。

 

ということで長々と手帳ネタについて書いてみた。画像を入れたほうが良いのだが、いかんせん見せられるページが少ないのでいつも文字ばかりになってしまう。今更ですが読みづらくてすみません。